現場は足立区T 様邸、昭和3年に建てられた寄せ棟屋根の古民家です!
庇周りは東日本の大地震でズレ葺き替え工事をしましたが、母屋は今回になりました!
土葺きと引っ掛け葺きだったのですが全体のズレがひどいくなり今回工事することになりました。
施主さんは屋根が重いので軽くしてほしい!との希望だったので新建材を勧めましたが、これ家に合わない!と三州の燻し瓦を選びそれを施工しました。
既存瓦の約半分の重さになりました。もちろん棟の段数も減らせました。
鬼瓦は既存の物を使ってくれとのことだったのできれいに塗装(特殊塗装)して屋根に上げました。
【施工前】
この屋根の下地は当時(写真参照)野地板の厚さも薄く間隔は広くて防水紙の代わりに杉皮を細かく列べて強度を保つ!この頃はこうゆう屋根下地で約100年くらい保たせのだから感心します!
【施工途中】
【施工後】
当社でも代々受け継がれた技を継承して屋根工事を請け負い現代のお客様のニーズにお答えしながら毎日歩んでいます。
屋根のことで心配なことがありましたらお電話ください。
有限会社 伊原瓦巧芸
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